ほとんどのブラウスは、オールシーズンもしくは3シーズン着られるので、自然と着る頻度が高くなります。
自宅の洗濯機で気軽に洗えるものもありますが、水洗いができない素材のものもは、クリーニングに出さないと縮みや色落ちが心配です。
頻繁にクリーニングに出しても大丈夫なのか、料金は度くらいかかるのかなど、お気に入りであればとても気になりますよね。
ここでは、ブラウスクリーニングの料金相場や適切な出す頻度や保管方法などを紹介していきます。どうぞ参考にしてください!
目次
ブラウスのクリーニングの料金相場は?
装飾品や生地の種類によって変動
オーソドックスなブラウスのクリーニング料金の相場は400円です。
フリルやレース、ビーズ・スタッズなど華美な装飾があったり、シルク・麻などの高級な素材のものは別料金になる場合があります。
また同じ系列店でも、地域によって料金は独自設定になっていますしお店によっても違います。オーソドックスブラウスの場合でも、クリーニングの方法にランクを設けているお店もあります。
依頼する場合には、どのような洗い方をしてほしいのかを明確にしておくと納得できますよ。
汗抜き加工は必須
ブラウスのクリーニングをする時に付けておいた方が良いオプションに汗抜き加工があります。
ドライクリーニングは、皮脂汚れはきれいになってもひどい汗ジミは落ちにくいという特徴があります。
汗をたくさんかく季節や汗かきの人で汗汚れが気になる場合には、水溶性の汚れを処理する汗抜き加工をつけておくと、ブラウスにシミが残る心配がありません。
相場の料金は100円からなので、クリーニング料金を合わせても500円あればきれいにできます。
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種類 | ブラウス | フリル・プリーツ付きブラウス |
料金 | 550円~ (税込605円) | 750円~ (税込825円) |
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高級クリーニングのおすすめ9選!ブランド服を出すならここ!ブラウスをクリーニングに出す頻度は?
見えない汗に要注意
ブラウスをクリーニングに出すのに最適な頻度は着用ごとです。毎日着替えるのが難しい場合には、2日着用したら着替えたほうが良いでしょう。
男性のワイシャツと同じで、1日着れば目視できる汚れがなくても、体指、汗、ほこりなどの汚れが首元や袖口に付着します。
特に汗で一瞬でも濡れた場合には、時間が経つと黄ばみや臭いの原因になります。汗かをかきにくい季節でも、暖房で暖まった室内では気が付かないうちに汗は出ています。
天然素材はこまめにクリーニング
木綿や形状記憶加工がされている化繊のタイプは、自宅の洗濯機で洗っても大丈夫ですが、麻やシルクなど水に弱い素材のブラウスは、自宅で洗濯をすると縮み・色褪せ・型崩れのリスクがあります。
面倒でも多くても2日以上は着ないことです。どうせクリーニングに出すのは1週間に1度だからと継続して着ていると、首元や袖口の汚れが蓄積しますので、いざ洗う時になって落ちにくくなります。マメに出すことで、購入時の雰囲気を長く維持できますよ。
ブラウスをクリーニングに出す時の注意点!正しい出し方は?
汚れのチェック
ブラウスで汚れやすいのは首元と袖口です。黒ずむほど汚れていたら、ドライクリーニングではきれいに落ちません。
また食事中に付いたシミがないかのも入念に確認しましょう。目立ちにくい箇所の汚れについては、仕付け糸で印をつけておきます。受付をする時に気になる汚れは説明しておくと、適した洗い方を相談できますし印をつけておけば分かりやすいです。
場合によっては、染み抜きが必要な場合もあります。仕上がってから「汚れが落ちていない」などと不満を持つこともありません。
(関連記事:シャツに付いたワキガの黄ばみや臭いを取る方法)
ボタンの欠損、ほつれはないか
ブラウスの上にカーディガンや上着を着ていると、ボタンが取れても気が付かないことがあります。
前立て、袖口を確認して欠損がないか調べて、取れていたり取れかかっているものは、しっかりとつけておくことが大切です。
オーソドックスなプラスチックのボタンなら、クリーニング店でサービスでつけてくれることもありますが、サイズや色が合わない場合もあります。
ボタンだけでなく、裾や袖の縫い目のほつれがないかもチェックします。洗いに出す前のチェック、仕上がってきた時のチェックをすれば、トラブル防止に役立ちます。
縫い目のほつれ、裏地・表地の破れ、ボタンの欠損を確認します。何らかの不具合がある場合には、事前に繕っておくか専門店に依頼して直しておきましょう。
放置したままクリーニングに出してしまうと、ほつれや破損が広がることがあります。
またクリーニング前の状態を自分で把握しておくことは、仕上がってきてからの検品にも役立ちます。トラブル防止のためにも、入念に行ってください。
ブラウスをクリーニングに出す時に利用したいオプションは?
汗ぬき加工
わき汗をかきやすい人はシミになっていることもあります。ドライ溶剤では落とせないので、水溶性専用の洗剤を用いて落とします。
黄ばみが取れるだけでなく、嫌な汗の臭いもさっぱりと落ちてさらっとした着心地になります。
料金の相場は100円です。クリーニング代に100円プラスするだけで、汗による不快な汚れを解消できます。
くわしくは「汗抜きクリーニングの必要性や料金、効果を徹底解説」のページをご覧ください。
抗菌・防臭加工
汗抜き加工と似ていますが、汗だけでなくワキガや加齢臭の除去にも効果があります。
においの元になる菌の増殖を予防して、嫌な臭いをブラウスに付きにくくする加工技術です。クリーニング店ごとに独自の洗剤を用いて洗っているのが特徴です。
相場料金は200円です。
花粉防止加工
特殊な溶剤を使ってブラウスにコーティングすることで、花粉をシャットアウトする加工です。
ブラウス1枚で外出することの多い季節の前に加工しておくと、花粉症対策のひとつとして有効です。
花粉防止加工は静電気予防の効果もあるので、袖が腕にまとわりつく不快感から解放されます。
クリーニング後のブラウスの保管の仕方
ビニールを外す
クリーニングが済んだブラウスは、ハンガーの指示がなければたたんでビニールの袋に収納されます。
ほこりがつかないための予防策ですが、自宅に戻ってきた時にはできるだけ早くビニールを外すことが大切です。
ビニールに入れたままではよくない理由は、クリーニング後の湿気が残っている可能性があるためです。
少しでも湿っているとカビや悪臭の原因になるので、ビニールを外したあと数時間は風に当てるとよいでしょう。
検品をする
クリーニングから戻ったブラウスは、ビニール袋から出した後に入念な検品が必要です。
ボタンがすべてついていることを確認し、シミや汚れが完璧に落ちいてるかをチェックします。
万が一、ブラウスがクリーニング前の状態より悪くなっている場合には、できるだけ早くクリーニング店に申し入れをして改善処理をしてもらう必要があります。時間が経ってからでは、処理の受付をしてもらえなくなります。
保管は防虫・除湿をしてゆったりと
ブラウスをベストの状態で保管するには、ハンガーに吊るした方がシワの予防になりますが、ハンガーは肩幅が合った厚みのあるタイプにすることが必要です。
肩幅が合っていないと、身頃にシワが寄ったり型崩れの原因になります。
クローゼット用の防虫剤を使用しますが、他の衣類と密着させないことで薬剤の効果が得やすくなります。除湿剤も足元において、庫内に湿気をためないことも大切です。
衣装ケースや引き出しにたたんでしまうのなら、詰め込まないで防虫剤をブラウスの上に置くと、しわや型崩れの心配なく保管できます。
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