毎日使うようなエプロンは、たいていの家庭では自宅の洗濯機に放り込んでしまえば問題なくきれいになります。
ほとんどが家庭内で着用するものですし、外出時には外すのが一般的です。人前に付けて出ることはほとんどないので、調味料がはねてシミになったとしても、染み抜きまでして使い続ける人は多くはないでしょう。
ただしレースを多用したもの・シルク製・冠婚葬祭用・お気に入りなどの特別なエプロンは、クリーニングに出した方が製品が劣化する心配がありません。
もうひとつ自分で洗濯する必要がある勤務先で制服として着用しているエプロンは、シミや汚れがあるエプロンは不潔なイメージになるのでクリーニングに出すとよいでしょう。
ここでは、エプロンのクリーニングの料金相場や出し方、保管時の注意点などを紹介していきます。いざという時のために役立ててくださいね。
目次
エプロンクリーニングの料金相場は?
一般的なエプロンのクリーニングの料金相場は税抜きで400円です。
ただし高級素材品やデザイン性の高いものは、クリーニング店によって対応が異なります。
依頼する前にエプロンについているタグを確認すると、洗う時の取り扱い方は見当が付きますが、実際の料金は依頼する時に確認をするとよいでしょう。
エプロンをクリーニングに出す理由として、汚れやシミの除去があります。
油脂性の汚れが付着している場合には、ドライクリーニングに加えてウエットクリーニングをオプションで付けるときれいに落ちます。
一般のクリーニングの1.5倍が料金の相場なので、税抜きで600円前後あればきれいにできます。
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種類 | エプロン |
料金 | 980円 (税込1,078円) |
ひとこと | 抗菌・防臭・シミ抜きなど無料。 |
エプロンをクリーニングに出す頻度は?
エプロンの基本的な役割は、衣服を汚さないということにあるので、汚れるのは当然のことです。
汚れたら洗えば清潔に保てますが、どうしても家庭では洗えないものはクリーニング店に任せることになります。
毎日使っているものは汚れる頻度も高いですし、毎日クリーニングに出すほど高級なものを使用している人は少ないですよね。
料金を払って洗ってもらう必要があるのは、特別な場面で付けるエプロンです。例えば冠婚葬祭用なら、使用するごとに喪服や礼服と一緒に出すとよいでしょう。
特に目立った汚れがなくても、少しでも汚れが残っていれば、シミとして定着する可能性があります。次に使用する予定がないのですから、きれいにしておく必要があります。
またシルクやリネンなど水に弱い繊維で作られているエプロン毎日の炊事に付けている場合、油や調味料がはねてしまったら、なるべく早くクリーニングしておけばきれいな状態が維持できますよ。
エプロンをクリーニングに出す時の注意点!正しい出し方は?
ポケットの中身を確認する
エプロンのポケットには無意識に物を入れることが多いです。クリーニングに出す前には、ポケットをひっくり返して、中身をしっかりと出しておくことが大切です。
仮にティッシュが残ったまま洗ってしまうと、身頃にティッシュのカスが付着することがあります。
洗濯の途中でついた紙のカスは乾いても取れにくいので、面倒がらずに確認をすることが大切です。
シミの箇所と原因の確認
汚れの原因や部位が分かっているのなら、依頼する時に申告しておきます。
クリーニング店はプロなので適正に対処はしてくれますが、見落としがないとは言い切れません。
確実にきれいにしてもらうには、事前の申告も必要です。クリーニング店に持ち込む前に入念にチェックしておくと安心です。
破損チェック
レースや装飾品がついているエプロンの場合、装飾品の欠損やレースのほつれ・破れがないかのチェックが必要です。補修できるようなら自分で直してから持ち込むと良いでしょう。
お店では事前の検品をするので、破損があれば連絡をくれますし、補修の要・不要の確認もしてくれます。
補修は無料のものもありますが、別途費用が掛かることもあります。
エプロンをクリーニングに出す時に利用したいオプションは?
撥水加工
普段使いのエプロンは、撥水加工をしておくと多少の水はねならはじいてくれます。
家事の際にびしょ濡れになるのを予防できます。また汚れをはじく効果もあるので、加工をしない場合よりきれいな状態が長続きします。
購入後、使用前に撥水加工をするとさらに長持ちします。料金の相場は400円程度ですが、素材やデザインによっては加工ができないものもあります。
また加工の効果は永久的ではないので、長く愛用したい場合には、定期的にクリーニングに出すといいかもしれません。
ウエットクリーニング
通常の洗い方はドライクリーニングです。脂溶性の汚れは簡単に落とせますが、水溶性の汚れが気になる場合には、水洗いも同時に行うのが効果的です。
ウエットクリーニングは一般的な水洗いとは異なり、特殊な洗剤液を使用した洗い方です。
たいていの汚れに対してはオールマイティで落とせるといっても過言ではありません。水が苦手なシルクなどの素材にも対応しているので、安心して依頼できます。
料金の相場は通常のクリーニング料金にプラス200円位です。無料で対応しているお店もあります。
クリーニング後のエプロンの保管の仕方
ビニールを外す
エプロンはたたみ仕上げが一般的です。自宅に持って帰ったらすぐにビニール袋から出しておくことが重要です。
特にドライのみの洗いをした場合には、特有のにおいがこもっていることがあります。
すぐに使うだけでなく、保管しておく場合もビニールを外して、数時間ほど風にあてて干しましょう。
たたんだままにしない
冠婚葬祭用など特別な日に使用するエプロンは、使う時が来るまでは保管することになりますよね。
ビニール袋から外して干した後、たたんでおくとしわができます。タオルなど柔らかい布を芯にして巻いておくと、余計なしわができにくくなります。
保管する場所も大切で、衣装ケースにギュウギュウ詰めにせずに、余裕を持たせてしまうのがポイントです。防虫剤も入れておくと、虫がついて穴が開く心配がありません。
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