手袋のクリーニングの料金の相場は?出す頻度や出し方の注意点などまとめて解説!

手袋は着用するシーンに応じて様々な素材で作られています。

たとえばウール系、革系、ナイロン系などがあります。使用頻度によって汚れ具合にも差が生じますが、シーズン終わりにはクリーニングに出して、次のシーズンに備えることが必要です。

素材によってメンテナンスの方法には違いがありますし、かかる費用も異なります。

ここでは、手袋のクリーニング料金や出し方、保管方法などをまとめたので参考にしてください。

自分が使っている手袋を次のシーズン以降もベスト状態で着用するのに役立つ情報を紹介していきます。

手袋のクリーニングの料金相場は?

まず素材を確認しよう

手袋のクリーニングの相場料金は、素材によって区別されています。依頼する時に自分の手袋がどのタイプになるのか確認しておきましょう。

ウールなどの防寒用の手袋470円
スキー用の手袋1,750円
革やスエードの手袋2,000円

防寒用の手袋は小物として取り扱っていますが、スキー用の場合スキーウェアなどのクリーニングを行っていない店舗では、受け付けていない場合が多いです。

また革手袋は、革製品を取り扱える特殊な技術が必要です。革製品はどこのお店でも実施しているというものではないので、持ち込む前に確認する必要があります。

撥水加工は絶対に必要

オプションで撥水加工をつけておくと便利です。

撥水加工は、水分をはじいて空気は通すような溶液をコーティングする技術で、雨や雪を通しにくくしてくれます。

水分ははじきますが、手袋の暖かさを失うことも手が蒸れる心配もありません。汚れも付きにくくなるので、手袋をしたままスマホを操作してもきれいな状態が長持ちします。

衣類の撥水加工の相場料金は400円ですが、手袋は小物扱いになるので、料金は少し安く設定しているお店が多いです。

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種類手袋・ニット手袋革手袋スキー手袋
料金980円
(税込1,078円)
3,000円
(税込3,300円)
2,280円
(税込2,508円)
ひとこと撥水加工660円(税込)。デリケート素材は追加料金が発生する場合あり。最短2日後にお届け。

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手袋をクリーニングに出す頻度は?

毛糸素材は?

手袋には防寒用とスポーツ用などがありますが、必要な時期が過ぎたら必ずクリーニングに出しておくことが大切です。シーズン終わりに1回洗えば大丈夫です。

防寒用として使用頻度の高い毛糸素材には、ウールだけでなくカシミアやアンゴラなど高級なものもあります。

手袋の内側についているタグに記載されている素材や洗い方をチェックしてから、お店に持ち込みましょう。

濃い色の手袋は汚れが目立ちにくいですが、手の脂や汗で汚れていますし、ハンドクリームを塗った手に着用すれば、クリームの成分が繊維に染み込んでいます。しっかりと洗浄しないで保管すれば、カビや虫の温床になりやすいです。

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革製だったら?

革製の手袋も、シーズンの終わりに1回でいいのでクリーニングの必要があります。外側の汚れが目立たないからと、陰干しや拭き取りだけで保管するのはNGです。

毛糸の手袋同様に内側には手の脂などがついていますし、外側も手袋をした手であちこち触っているので、目に見えない汚れがついています。

革製品のクリーニング技術のあるお店を選んできれいにしておきましょう。メンテナンスが不十分だと、カビが生えやすいだけでなく革が硬くなってひび割れを起こすこともあります。

手袋をクリーニングに出す時の注意点!正しい出し方は?

汚れのチェック

どの部分が特に汚れているのかをチェックしておきます。手袋は食事の飛沫などが付く可能性は低いですが、物を掴んだりスマホを操作したりするため指先が汚れやすいです。

濃い色の物は分かりづらいですが、汚れがついていると硬くなっていることが多いです。その他の部位についてもシミがついていないかを調べておき、依頼する時に申告しておくと、洗濯もれの心配がありません。

ほつれのチェック

毛糸や革製などの素材にかかわらず、指先や手首にほつれがないか、手の甲などに穴がないかチェックしましょう。またボタンやリボンなどの装飾品があるデザイン、ファスナーがあるタイプなどについては取れかかっていないか、破損していないかのチェックもします。

破損を見過ごすと、クリーニング中に穴が広がったり、ほつれが拡大する可能性はゼロではありません。クリーニング店とのトラブルを予防するという意味でも、依頼前に自分で繕っておくか、リフォーム業者に依頼して直しておくことが大切です。

革製品は専門業者に依頼する

革は水に弱い特性がありますが、汚れによっては水洗いが必要な場合もあります。

革製品をきれいにするには特殊な技術が必要です。革製品のクリーニングをメニューに記載していても、技術が高いとは限りません。

大切な革の手袋のためには、口コミなどを調べて評価の高いお店を選ぶことが大切です。革の手袋を長くベストの状態で使うには、技術の確かなお店を選びましょう。

手袋をクリーニングに出す時に利用したいオプションは?

防虫加工

ウールや革の手袋は虫が付きやすいです。保管に当たっては防虫剤は不可欠ですが、あらかじめ防虫加工を施しておくとさらに安心です。

衣類への相場料金は500円ですが、手袋は小物扱いとしてもう少し安く設定しているお店も多いです。

汗抜き加工

多汗症でなくても、手袋をしていると汗をかきやすくなります。手が汗をかいていることに気が付かない場合もありますが、手袋の中は汗で汚れています。

クリーニングをすればある程度は汗を取り除けますが、汗抜き加工をすると毛糸や革に染み込んだ汗の成分や臭いまできれいになります。嫌な臭いが残ることなく、さっぱりと仕上がります。

料金の相場は100円とリーズナブルなので、利用しやすいですよ。

クリーニング後の手袋の保管の仕方

ビニール袋は外す

自宅に持ち帰った手袋は、まず包装してあるビニールを外します。

ビニールは気密性が高く湿気がこもりやすいので、クリーニングしたての手袋を入れっぱなしにしたまま保管すると、カビが生える確率が高いです。

袋から出したら、しばらくは風通しの良い室内で湿気を飛ばしましょう。

防虫剤を入れる

ウールや革などの素材にかかわらず、翌年のシーズン到来まで保管する場合には、1組ごとにまとめて通気性の良い袋やケースに入れておきます。

防虫加工を施していても必ず防虫剤を入れておきましょう。乾燥剤も入れておけばさらにカビや虫の害を予防できます。

余裕のある場所で保管する

手袋を保管する時には、指の部分が曲がらないように形を揃えておくことも大切です。

窮屈な場所や袋に押し込んでおくと、指や甲の部分に折れ線ができます。特に革製品は、一度線がつくとなかなか元に戻りません。余裕のある場所を選べば、翌年のシーズンまできれいな形のままで保管できます。

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