スーツや制服で着るワイシャツは、毎日あるいは1回着るごとに着替えるのが一般的です。対してネクタイを頻繁にクリーニングに出す人は少ないです。
ワイシャツに比べて生地の色が濃いものが多く、汚れが目立ちにくいということが理由のひとつですが、実際はネクタイはとても汚れやすいアイテムです。汗や皮脂で汚れる確率は低いですが、ほこり・花粉・飲み物の飛沫・食事の汁はねなどによる汚れが付きやすいです。
長期間洗わずにいると汚れが繊維の奥に定着して落ちにくくなるので、定期的にクリーニングに出すと良いでしょう。
ここでは、ネクタイのクリーニング料金や出し方などについてまとめたので、参考にしてくださいね。
目次
ネクタイのクリーニングの料金相場は?
ネクタイのクリーニング料金の相場は税抜き430円です。
ネクタイの素材で多く使われているのはシルクですが、麻・ニット・合成繊維なども使われています。
料金表にはネクタイとしか表記されていませんが、素材によって料金に差を設けているお店もあります。ネクタイのタグに記載されている素材や洗濯の方法を確認しておくとよいでしょう。
ネクタイを長持ちさせるには、オプションで撥水加工をつけるのが効果的です。
撥水加工は完全防水ではありませんが、多少の水分ならはじく効果があるほか、汚れを付きにくくする効果もありクリーニングする頻度を少なくできます。
効果の継続期間は半年前後です。きれいな状態を長持ちさせるためにも、クリーニングのたびに加えるとよいでしょう。料金の相場は税抜き300円です。
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種類 | ネクタイ | リボン |
料金 | 550円 (税込605円) | |
ひとこと | 撥水加工660円(税込)。デラックス仕上げ770円(税込)。最短2日後にお届け。 |
ネクタイをクリーニングに出す頻度は?
特に目立つ汚れがなければ、クリーニングに出す頻度は3か月から4か月に1回で十分です。季節によってネクタイを変えているのなら、替えるタイミングで出すとよいでしょう。
頻度が多すぎると感じるかもしませんが、衣類も日焼けするので、日焼けで退色する前にメンテナンスをすることで、長持ちさせることができます。
クリーニングは大切ですが、頻度が多すぎると生地の劣化を加速させる原因になるので注意が必要です。
食事中に汚してしまったなどの場合は例外で、できるだけ早くクリーニングに出しましょう。自宅で洗うのは型崩れや色落ちのリスクがありますし、放置すればシミが落ちにくくなります。
ネクタイをクリーニングに出す時の注意点!正しい出し方は?
素材の確認
ネクタイの素材はシルクがほとんどです。シルクは水に弱い性質があり、水洗いをすると縮みや型崩れを起こす可能性が高いです。
クリーニング店では、特に指示をしなければドライで洗ってくれますが、念のために裏側についているタグで素材の確認をしておきましょう。
シミの確認
定期的なクリーニングであっても、シミや汚れがついていないかの確認は欠かせません。
ドライクリーニングは水洗いをしないので、シルク製のネクタイには適した洗い方ですが、汗などの汚れは落ちにくい特性があります。
シミができている部位を確認してお店に申告をしておくと、洗い残しの心配がありません。
スポンサーリンクネクタイをクリーニングに出す時に利用したいオプションは?
撥水加工
撥水加工をしておくと、雨や雪が染み込みにくくなります。また飲み物や食事の水分がはねても、ある程度はじいてくれるので汚れにくくできます。頻繁に洗う必要がなくなるので長く愛用できます。
料金の相場は300円です。クリーニングの料金にプラスすると700円前後できれいにできます。
シミ抜き加工
クリーニング店では無料でシミ抜きをしてくれますが、特殊な技術が必要な汚れの場合はオプション料金が必要です。
オプションでは、特殊な洗浄液を使用したり、シミ抜き専門の技術者が実施するので、生地に負担をかけることなくきれいにしてくれます。
料金はシミの大きさや汚れ具合など状況によって異なっていて、別途見積もりとなっていることが多いですが、相場は600円ぐらいです。
クリーニング後のネクタイの保管の仕方
ビニールのカバーから出す
クリーニングから戻ったネクタイは、ビニールのカバーを外しておきましょう。ドライクリーニング特有のにおいを飛ばすことができます。
ポイントは直射日光の当たらない場所にかけておくことです。直射日光が当たると日焼けして色褪せすることがあります。
仕上がりのチェック
ネクタイを保管する前に、仕上がり具合の確認を忘れないことが大切です。申告しておいた汚れが落ちているか、色抜けがないか、型崩れをしていないかなどを確認します。
気になる点が見つかった場合お店に連絡をすると、仕上がってすぐなら無料で対応してくれることもあります。
保管は専用のハンガー
日常的に使用するネクタイは、専用のハンガーにかけておくと便利ですし、しわになりません。
ネクタイハンガーは、クローゼットなどの直射日光の当たらない場所に掛けておくことがポイントです。
長期間使用しないネクタイは、ハンガー部分が細いと型が崩れる心配があります。ハンガーに当たる部分にガーゼのハンカチなどを巻いて、厚みもを持たせてからかけておくと型崩れを予防できます。専用のハンガーがない場合には、ハンドタオルを芯にして巻いておくという方法もあります。
他の衣類と接触しないようにして、スペースに余裕のある場所に重ねずに保管します。
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