エルゴ(抱っこ紐)は抱っこするだけに使う赤ちゃん用のアイテムですが、毎日何かしらで使うので、よだれや汗で汚れやすいのが特徴です。
汚れる部分はほぼ決まっていますが、拭き取るだけではきれいになりません。
赤ちゃんだって、洗いたてのきれいな紐で抱っこされたいですよね。型崩れや生地の摩耗が心配で洗えないというお母さんもいますが洗濯機で洗えます。
ポイントさえ押さえておけば新品に近い状態まできれいになるので、定期的とは言わずに汚れたらすぐにでも洗ってあげてほしいです。
エルゴ(抱っこ紐)の洗い方のポイントをまとめたので、参考にしてくださいね。
目次
エルゴ(抱っこ紐)を洗濯する前に確認したいこと
エルゴ(抱っこ紐)を使ってみて分かることは、意外と汚れるということです。汚れたら洗うしかないのですが、タグを確認すると洗濯機使用可になっています。
赤ちゃんのためにも簡単に洗えてきれいにできるのはいいことですが、確認しておくべきことがあります。
頑固なシミの対処の仕方
大切な赤ちゃんの命綱ともいうべきものなので、洗濯のためのチェックをすると同時に破損がないかのチェックもしておくと安心です。
まずは汚れているのはどの部分なのか、シミはついていないかを調べましょう。あまりにもひどい場合には、洗濯機に入れる前に硬く絞ったタオルなどでこびりついた汚れは軽く拭きとっておきます。
マジックテープはいつもきれいに
その他にも糸のほつれや金具の破損はないかの確認もします。
マジックテープは、ごみや糸くずなどがついていると粘着力が弱くなり、衛生面だけでなく安全性の面からもよくありません。洗濯機では落ちにくいので、前もってブラシなどを利用してきれいに取り除いておくと粘着力が復活します。
エルゴ(抱っこ紐)の洗い方。洗濯機に必要な設定ある?
エルゴ(抱っこ紐)には、金具やマジックテープなど付属部分があるので、洗濯ネットに入れて洗います。
洗濯ネットの必要性
ネットに入れる前の準備として、バックル、マジックテープはすべて止めておくと生地や製品へのダメージが少なくて済みます。エルゴ(抱っこ紐)がネットの中で動きすぎると、生地に不要な摩擦がかかって製品を傷める原因のひとつとなるので、ネットは製品のサイスに合ったサイズを使用することも大切です。
洗濯モードも洗剤も優しく
洗濯機の設定は、弱、手洗い、おしゃれ着などのモードにして、緩やかな回転で洗うことがポイントです。洗浄力の強い洗剤は生地に負担をかけるので、中性の洗剤で洗います。
エルゴ(抱っこ紐)の使用説明書に書かれているのですが、塩素系・酸素系に関わらず漂白剤の使用はNGです。蛍光剤及び柔軟剤も使わないようにとなっています。
赤ちゃんのためを思って柔らかく仕上げようとするのは、製品の劣化につながります。なにより衣類に洗剤が多少でも残っていると、抵抗力の弱い赤ちゃんの肌にどのようなダメージがかかるか分かりません。
シンプルイズベストという考え方で洗うのが、赤ちゃんと製品のためと言えます。
脱水のやり過ぎに注意
洗いあがった後の脱水にも注意があります。
脱水はしっかりとした方が乾きやすいような気がしますが、型崩れの心配があります。形を整えながら、短時間の脱水を繰り返すと型崩れを防げます。
しかし面倒な場合には、多少水分が垂れるようでも、短時間で切り上げてタオルドライを併用するという方法もあります。厚手のタオルに挟んで上から優しく水分を吸収し、持ち上げても水分が落ちなくなったら干して乾かします。
エルゴ(抱っこ紐)の干し方と注意点
洗濯した後のエルゴ(抱っこ紐)は重さがあります。
型崩れしないようにするには
平干しではなく、物干しざおやハンガーにかけて乾かしますが、赤ちゃんを抱っこしているときと同じ形にすると、型崩れせずに乾かせます。
洗濯をする時にとめたバックルやマジックテープをいったん外して物干しざおにかけたら、再度止め直すだけです。
直射日光と強風に気をつけて
直射日光はできるだけ避けて風通しの良い場所に干しましょう。日差しが強いと生地が日焼けをして色が悪くなることがあります。
また風が強くて形よく干せない場合には、洗濯ばさみで止めればいいのですが、跡がつくのは避けられません。回避するには、エルゴ(抱っこ紐)の上にタオルを重ねて、その上から洗濯ばさみを使います。ただ厚みが増すので、乾く時間が少しかかります。
時間をかけてしっかり乾かそう
干し方には特に難しい注意点はありませんが、時間がかかっても湿気を感じなくなるまで完全に乾かすことが大切です。
エルゴ(抱っこ紐)の保管の仕方
洗濯したエルゴ(抱っこ紐)は長期間保管することはほとんどないですよね。
すぐに使う場合
例えば、2本あれば1本を洗濯している間に別の1本を使うことができます。このような場合、次に洗濯をするまでの間まで保管することになりますが、ベビー用品を入れている引き出しなどに形よく保管すれば問題はありません。
そのままたたんでしまってもいいですし、専用の収納カバーが別売りであります。コンパクトに収まるので、携帯用としても便利です。
長期でしまっておく場合
もう使うことはないので、洗って保管しておきたいという場合もあるでしょう。
収納カバーに畳んで収納したまま、長期間置くとしわができやすいです。保管期間が長くなるのなら、ゆったりと畳んだ状態で防虫剤を入れてクローゼットや衣装ケースに保管します。
また通気性の良い袋に単独で入れておくと、他の衣類の色が移ってしまうリスクを軽減できます。