【主婦が選ぶ】スチームアイロンおすすめランキング!選び方など徹底解説

アイロンは大別するとドライタイプとスチームタイプがあります。主流となっているのはスチームタイプですが、どこにポイントを絞って購入すればいいのか紹介しています。

またスチームアイロンは万能ではなく苦手なこともあるので、機能を十二分に発揮できる正しい使い方も調べました。そして購入の参考になるようにスチームアイロンの人気機種も調べていますよ。

スチームアイロンの購入に迷っている人に、必ず参考になる情報が満載です。

主婦が教えるスチームアイロンの選び方

スチーム量

アイロンによってスチーム温度や出る量に違いがあります。リーズナブルな商品になるほどスチームのボリュームが低くなる傾向にあるので、安ければいいというものでもありません。スチームアイロンを購入する以上は、スチームの量が多く持続時間が長いものが、衣類のシワをとりふっくらとさせる効果が高いです。

例えば製品説明書に5g/分となっているのは1分間に5gのスチームか出るという意味です。衣類のシワを取ってふんわりと仕上げる目的で選ぶなら、10g/分のスチーム量と持続時間が5分以上あるとベストです。

かけ面の素材で選ぶ

ほとんどのアイロンのかけ面はコーティング加工してあるので、素材が何で作られていても同じと思う人がいますが、素材によって衣類の上の滑り具合・アイロンの重量・耐久性に違いが生じます。

かけ面のコーティング素材は、主流はセラミック・チタン・フッ素の3種類です。セラミックは生地の上での滑りがとてもよいのが特徴です。

リーズナブルの製品の多くは、チッ素によるコーティングをしていますが、セラミックやチタンと比較すると生地上での滑りがスムーズとは言えません。

主流の3種類の他にもパラジウム・ニッケ、ルボロンコートなどメーカー独自のアイロン面が開発されています。

コードのタイプで選ぶ

コードの有無もスチームアイロン選びのポイントのひとつです。プリーツのあるブラウスやワイシャツのタックなど細かい部分をかけるには、コードがない方がアイロンを動かしやすいですが、充電できる時間が短いとアイロンの温度が下がりやすく、スチームの温度も下がりやすいのでシワが伸びにくくなります。

コード付きのタイプは高い温度を保持しやすいので、充電の時間を気にせずにかけられます。アイロンがけの必要な衣類が常に多いとか大きいものをかける頻度が多いといった家庭には、コードありのタイプが向いていると言えます。

アイロンのタイプで選ぶ

スチームアイロンには、一般的なサイズ以外にハンディータイプスチーマーがあります。一般的なサイズはかけ面が広いので、シーツなどの大きいものでも楽にかけることができます。またプリーツやスラックスのセンターに折り目を付けるにも、スチーム量が多く適度な重さがあるので適しています。

家庭に1台は揃えたいのが一般的なサイズです。ハンディータイプは細かい部分のしわ取りに、スチーマーは衣類全体のしわ伸ばしに有効です。

軽量なので衣類をハンガーにかけたまま使用できますが、プレス機能は期待できません。またスチーム量が少なめなので、大量な衣類のしわ伸ばしには向きません。

最新おすすめスチームアイロンランキング!

パナソニック コードレススチームアイロン・カルルNI-WL404-P

出典:panasonic

かけ面はシルバーチタンでコーティングされていて、標準より広めに作られているので大きな衣類でも取り扱いやすいです。スチーム量も多いのでふっくらと仕上がります。本体は1kgと軽量です。

アイリスオーヤマスチームアイロン コード付き SIR-01A

出典:Amazon

かけ面はフッ素コートです。たったの60秒で立ち上がるので、時間がない時でもしわ取りやプレスが簡単にできます。スチームショット機能付きですから、ハンガーに吊るしたままスチームを当てられます。

T-fal スチームアイロン アクアスピード5336

出典:T-fal

最大の特徴はスチーム量の多さです。繊維の奥にまでスチームが届くので、頑固なしわも確実に改善できますし、繊維を根元からふんわりとさせる効果があります。かけ面は特殊セラミックですから生地滑りは抜群です。

DBK The Classic スチーム&ドライアイロン J95TN

出典:Amazon

ドイツDBK社のスチームアイロン。カラフルで軽量化のデザインが主流の中で、重みがあり銀色のレトロなデザインが特徴です。かけ面はチタンコーティング、豊かなスチーム量と機能は最新です。

siroca スチームアイロン SSIR-100

出典:シロカ株式会社

コードレスではありませんが、軽量なので細かい部分のしわも伸ばしやすいです。かけ面はスチールコーティングで、衣類の上の滑りもいいです。ハンガーに吊るした衣類のしわ伸ばしにも使えます。

東芝 コード付きスチームアイロンTA-EV5

出典:東芝

手のひらでコントロールしやすいサイズです。スチームの切り替えが高温と中温の2段階の設定ができるので、当て布無しでもほとんどの衣類のアイロンがけができます。コードはリールがついています。

日立 コードレススチームアイロン シーブルー CSI-201A

出典:HITACHI

シンブルでコロンとしたデザインです。給電台が360度回転するのが特徴です。かけ面は、チタンコートを採用しています。スチームは高温も出るので深いしわも楽に取れます。本体重量は775gと軽量です。

パナソニック コードレススチームWヘッドアイロン ピンクゴールド NI-WL704-PN

出典:Panasonic

かけ面の前後が細くなっているWヘッドベースと大容量のタンクが特徴です。さらにかけ面の素材のミラーマジ軽は、セラミックよりも生地上のすべりが軽く、衣類の細かい部分も大きなものも楽にきれいにできます。

東芝 コードレススチームアイロン 美ラクルラクーTA-FLW900

出典:東芝

握りやすく手のひらでコントロールしやすいサイズです。かけ面はダイヤモンドコートよりも生地上のすべりが良いボロンコートを採用しているので、どんな衣類でもふっくらさっぱりと仕上がります。

パナソニック スチームアイロン NI-W550

出典:Panasonic

パナソニック独自デザインのWヘッドベースをかけ面に採用したスチームアイロンです。スチームが均一に出ますし、コード付きなので高温を維持しやすいです。厚物やシワをしっかりと伸ばしたい衣類に向いています。

スチームアイロンの上手な使い方

生地を選ぶ

アイロンにはドライとスチームがありますが、これはアイロンの機能が違うからというだけでなく、生地の違いによって使い分ける必要があるからです。

スチームアイロンに適した生地は、ウールやカシミヤなどふっくらと仕上げたい生地に適しています。ドライアイロンは、生地についたシワを伸ばしてパリッと仕上げたい麻・綿・ポリエステルなどの生地に向いています。

衣類についているタグを確認して使い分けるとよいでしょう。

ふっくらと仕上げるコツ

フンワリと仕上げたいセーターや起毛生地の衣類には、スチームを当てると繊維を根元から立ち上げることができます。

高温になったアイロン面を衣類に直に当てるとスチームを通しにくいので、生地の上をすべるようにもしくは少し浮かせてスチームを満遍なく当てるときれいに仕上がります。

プリーツやズボンの折り目付けに

スチームアイロンなら取れにくい折り目を付けることができます。必ず当て布をしてスチームと熱でプレスすると、テカらずにきれいな折り目が付きます。

温度表示の確認

スチームの温度が設定できるアイロンは、生地によって使い分けると生地がい傷みにくくなります。

衣類・ベッドカバー・タオルなどアイロンをかけたい製品についているタグには、アイロンの可否や温度の情報が記されています。表示に従ったお手入れをすれば、しわ取りやフンワリ感が思い通りに再現できます。

水を残しておかない

スチームアイロンを使い終わった後はタンクに水が残っていないことが大切です。アイロンがけが終わったら、その都度タンクの水は捨て、タンク内に水分が残らないようにします。水分が残ったまま放置すると、水垢や水道水に含まれている成分が目詰まりの原因になります。

スチームアイロンにデメリットある?

スチームアイロンは、使い方が正しければ特にデメリットはありません。ただアイロンは製品によって性能が異なっているので、ポイントを決めずに製品を選ぶと不足する機能がデメリットと感じることもあります。

重さ

スチームアイロンを使う時にはタンクに水を入れます。本体の重量は軽くても、タンクに100cc入れれば100g重くなります。

片手で使用しますし、時には少し浮かせてスチームを当てることもあります。タンクが小さければさほど重くなりませんが、その分スチームの量や持続時間が短くなります。逆に大容量のタンクだと持続時間は長くても重みが増します。

スチームの持続時間

重さにも関係していますが、タンクの大きさと1分間に出るスチームの量に関係します。

一般にタンクが小さいタイプは、1分間に出るスチームの量は少なく設定されています。スチームの量が少ないということは、パワーも少なめということです。大きな衣類や厚手の物をふっくらとさせるには、何度も給水が必要です。

スチームが苦手な生地がある

全ての布がスチームアイロンに適しているわけではありません。

洗濯後にシワを伸ばさないまま乾かしてしまい、深刻なシワが残ったような場合、スチームを当てても伸びにくいです。高温のスチームを長時間生地に当て続けると痛みの原因になります。

またドライオンリーの衣類もあります。ドライオンリーの衣類にスチームを当てると、生地の縮みや色むらが起こることがあります。

まとめ

・スチームアイロンには適した生地と適さない生地がある
・本体が軽くても、タンクの容量によって重量が変わる
・かけ面のコーティング素材には種類があり、生地上の動かしやすさが異なる
・ふっくらと仕上げるにはスチーム、パリッと仕上げるにはドライと使い分けるとよい
・価格で選ぶより、機能を見極めて選ぶと使いやすい