日本独特のこたつの人気が高まっていますが、こたつ布団は使う人の足や汗のにおいが付きやすいです。
洗濯機で洗える製品でも、自宅で洗うのは大変ですし汚れが確実に落ちるのか心配、そして乾燥させる手間がかかります。
クリーニング店に依頼すればきれいになるだけでなく、防臭や抗菌など自宅では難しいオプション加工もできます。
ただ大型の衣類なので持ち込む手間がかかるし、どのくらいの頻度で洗えば清潔な状態を維持できるのかも気になるところです。
ここでは、こたつ布団のクリーニング料金の相場や頻度、保管方法などをまとめたので、参考にしてくださいね。
目次
こたつ布団クリーニングの料金相場は?
こたつ布団は掛けと敷きがあり、形状は大きく分けると正方形、長方形、円形の3種類があります。
クリーニング料金は、種類やサイズごとに細かく設定しているお店と、形・サイズ・種類を問わずに枚数による料金制の宅配サービスを実施しているお店とに分けられます。
クリーニングに出す時には洗いたい枚数や種類、相場料金を比較して、どちらのタイプのお店を利用するか選択するといいでしょう。
宅配サービスタイプの相場料金
3枚で12,000円です。
こたつ布団に限らず、ふとんを3枚組み合わせて依頼できるのが特徴です。宅配に必要な送料は込みとなっています。
店頭受付の相場料金
正方形 | 長方形 | |
こたつ布団(掛け) | 3,300円 | 3,700円 |
こたつ布団(敷き) | 2,800円 | 3,100円 |
ダニを退治しよう
こたつ布団のクリーニングでよく利用されるオプションは防ダニ加工です。
こたつ布団のクリーニングには抗菌・防臭加工が組み込まれていることが多く、ある程度はダニの死骸やフンなどの除去ができますが、防ダニ加工をしておくとダニの増殖を抑制できます。
相場料金は1枚当たり850円なので、たとえば正方形の掛布団にオプションで付けると、相場の料金は4,150円になります。
宅配クリーニングのふとんリネットなら
枚数 | 1枚 | 3枚 | 4枚 |
料金 | 8,800円 (税込9,680円) (1枚あたり8,800円) | 12,800円 (税込14,080円) (1枚あたり4,267円) | 14,800円 (税込16,280円) (1枚あたり3,700円) |
ひとこと | 掛布団・敷き布団・こたつ布団・肌掛け布団・寝袋などが対象。防ダニ加工1枚につき+1,000円。 |
価格を見ての通り1枚だけで依頼するとかなり高額ですが、3枚以上まとめてとなると店舗と比較できるコストになってきます。
- クリーニングしたい布団や毛布が多い(3枚以上)
- 店舗まで持っていくことが難しい
- 取りに行くのも面倒くさい
といった方には宅配クリーニングをおすすめします。
こたつ布団をクリーニングに出す頻度は?
汚れやにおいが気にならなければ
寝具用の布団は半年に1度の頻度でクリーニングをするのが良いのですが、こたつ布団はシーズンものです。地域にもよりますが、使うのは平均すると3か月から4か月程度なので、クリーニングに出すのはシーズンの終わりに1回で問題はないでしょう。
汚れたりアレルギー持ちの人がいれば
ただ使用する人数が多い家庭では、足の臭いや汗も多く染みつきやすく、ダニが好む環境になります。こたつに入っていて汚れが気になる場合、代わりのこたつ布団が用意できれば、2か月に1度くらいの頻度でクリーニングすると清潔な環境で使用できます。
喘息やアレルギー疾患の家族がいる場合には、1か月に1度丸洗いしておくと安心です。
こたつ布団をクリーニングに出す時の注意点!正しい出し方は?
ほころびの確認
こたつ布団は寝具と同様に丸洗いをします。クリーニングに出す時の注意点のひとつは、側のほつれや破損がないかを確認することです。
こたつ布団は厚手のタイプなら、真綿や合繊の綿が使われているものがほとんどです。側にほころびかあると、洗っている最中にほころびが広がって中の綿が飛び出す可能性があります。四隅をしっかりと確認して糸のゆるみがあれば繕っておくとよいでしょう。
最近流行りの省スペースタイプは、キルティングやフリースが組み合わされているデザインが多いです。同じように生地の縫い目がほつれていないかを確認しておくと、洗っている時に破損する心配がありません。
汚れの種類と箇所の確認
こたつ布団に付きやすい汚れは手あか、手の脂・汗などで、ワイシャツの首回りのように黒ずんできます。また食事をこたつを囲んでする場合、調味料や飲料がこぼれて汚れることがよくあります。
カバーをかけていても水分は浸透するので、シミになっていることも少なくありませんよね。汚れ具合を確認するとともに、特に気になるシミがないか確認しておきます。
クリーニングを依頼する時に気になる汚れの箇所を伝えておくと、お店側でもチェックして染み抜きが必要かどうか判断してくれます。
スポンサーリンクこたつ布団をクリーニングに出す時に利用したいオプションは?
防ダニ加工
こたつ布団はこたつを暖かくするために欠かせないアイテムですが、暖かい環境はダニも好みます。
丸洗いをすればダニのふんや死骸はほぼ除去できますが、多少でも残っていれば増殖する可能性があります。シーズンの終わりにクリーニングをした場合、保管中のダニの増殖対策として防ダニ加工をしておくと効果的です。
相場料金は1枚当たり850円です。
防虫加工
こたつ布団にはダニ以外にも虫が付きやすいです。保管中に虫に喰われないようにするには、防虫加工もオプションで付けておくとよいでしょう。
市販の防虫剤も使用して保管しておけば、次のシーズンが来た時に清潔な布団が使えます。
衣類の防虫加工の相場は500円からですが、布団は大型衣類になるため利用する店舗に確認してください。
クリーニング後のこたつ布団の保管の仕方
ビニール袋から出す
クリーニングしたこたつ布団は、ビニール袋から出して数時間室内に広げておきましょう。ビニールに入っていた間の蒸れを乾かすのが目的です。
押し入れにしまう前に干して完全に湿気を飛ばしておかないと、保管中にカビや臭いが発生する可能性が高くなります。
圧縮する
省スペースタイプ以外のこたつ布団は、衣装ケースには収まりきらない大きさがあります。押し入れやクローゼットにそのまま保管すると大幅な場所をとるので、圧縮パックを利用すると便利です。
使用する季節が来たら、半日程度天日に干せばフカフカになります。
保管サービスを利用する
虫食いやカビの心配があるし収納場所がないという場合には、クリーニング店が実施している保管サービスがあります。専用ルーム設置、温度・湿度のコンピューター管理、委託会社によるセキュリティ管理など、お店によって様々なサービスが提供されています。
料金体制も一定額の利用で無料や月極、シーズン価格などがあるので、ニーズに合ったサービスを利用できます。
\こたつ布団のクリーニングはふとんリネットにお任せ/